八女市長野地区あたりに行くと、たくさんの灯ろうや水車などの石細工製品が立ち並ぶ光景を目にすることができます。

近くに石の採掘場が多い八女市は、全国有数の石灯ろうの産地なのです。

(1)石とうろうづくりが盛んな理由

八女石灯ろうが、作られるようになったのは、加工に適した阿蘇の凝灰岩が八女市長野地区でたくさん採れたことがあげられます。また石工とよばれる石切工、掘石工、積石工の職人がいたこともその理由です。

 

 

(2)石灯ろうづくりの歴史

 

石灯ろうづくりの始まりは、江戸初期といわれ、最も古いものは、文久年間(1861~64年)の作が残っています。

八女石灯ろうが本格的に作り始められたのは、大正時代からです。植木業がさかんだった久留米市田主丸地区の植木業者が、植木とともに石灯ろうも販売したことから、全国で使われるようになりました。

 

(3)石灯ろうづくり

 

①石の切り出し

八女灯ろうの材料となる阿蘇凝灰岩をユンボやチェンソーなどを使って切り出し、作業場へ運びます。現在も八女市の石切り場で採取されているものもありますが、熊本県の凝灰岩をつかうばあいもあります。

 

②削り作業

まず、作る形にそって荒くけずった後、目安となる線を引いて、けずっていきます。専用のノミやチッパとよばれる工具を使って、ほり進めていきます。

削り作業が終わったら、あら磨きをして、さらに仕上げ磨きをして完成させます。

八女の伝統工芸
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